サーフボード
2021.05.25 日高
初心者向けサーフボードの選び方
初心者向けサーフボード案内
サーフィンを始めるに当ってまずぶつかるのがサーフボード選びかと思います。そこでサーフボードに力を入れている珍しいリサイクルショップの三喜がサーフボード選びの手助けを出来たらなと思います。県内屈指の品揃えと歴史、現役サーファーのスタッフ監修の元、解説していきます!
これからサーフィンを始めようとお考えの方への後押しとなれば幸いです。
ボードの種類
まずはボードの種類、一口にサーフボードとは言っても乗り方や難易度によって様々なタイプ、形状があります。
基本的には長さ(feet)で分けられます。※1feet=30.48cm
長さや厚さにについては売り場にてボードに記載して有ります。
画像参照
下から
長さ 5`7feet
幅 17 7/8inch
厚さ 2 1/8inch
容量 22.5L となります。
各ボードの特徴
・ショートボード
およそ7feet以内の短いサーフボードです。短い分取り回しが良く、動きの激しいサーフィンを楽しみたい場合などはこちらです。
人気が高いサーフボードではありますが、他二つと比べて難易度が高く初心者には向きません。初心者でショートボードを選ぶ場合は出来るだけ厚みのあるサーフボードを選ぶのがおすすめです。
・ミッドレングス
7feet以上9feet以下のサーフボードでファンボードとも呼ばれます。ロングボードより取り回しが楽でショートボードより安定性があります。用途としてはショートボードへのステップアップや手軽にサーフィンを楽しみたい方におすすめです。浮力が大きく初心者用としても一番適しているタイプでもあります。
・ロングボード
9feet以上のボードです。ショートボードとは逆でゆったりとサーフィンを楽しみたい場合におすすめです。年齢、経験問わず幅広い方に人気です。ショートボードより長さ、幅、厚みがあり浮力が大きいので安定感はサーフボードの中では一番です。こちらも初心者に適しているボードです。
初心者向けサーフボード選びのポイント
上記の3種類の中から条件や目的に合わせて選択します。初めの内は長め、幅広、厚めの物がおすすめです。
目安としては自分の身長プラス20cm以上が最適です。浮力の弱いボードでは沖に出るのも難しいので初心者なら極力浮きやすい物を選びましょう。
ボードに立てる様になる期間にも影響するため、無理に短いショートボードを選ぶよりも浮力の強い物の方が上達する速度も早くなります。
テールの種類
サーフボードの扱いを決める2つ目の要素はテール(サーフボードの後部の形状)です。
様々な種類がありそれぞれ特性も違いますが、初めの内は波を受ける面積の多きが多ければスピードが上がり安定する。
面積が小さければスピードは落ちるが曲がりやすくなると覚えればいいかと思います。
波を受ける面積での特性は後ほど紹介するフィンにも応用できますので覚えておくとより分かりやすくなるかと思います。
各テールの特性
・スクエアテール
テールの形状が広く面積が多いため早くテイクオフ(ボードに立つ状態)のが特徴です。ターンは少し踏み込む必要がありますがターンし始めるとスムーズに曲がっていきます。
・ピンテール
水に触れる面積が少ないため波の力を受けにくく加速しやすいです。面積が狭い分、力の弱い波では安定性に欠けます。
ただし、後ろを踏み込まなくてもターンすることができます。
・ラウンドテール
性能的にはピンテールに近く、ピンテールより波を受ける面積が多いので小さい波でも安定します。テイクオフ、ターン共にやり易いです。
・スカッシュテール
テールに幅がありターンの時に加速しやすいです。面積が広い分安定性が高くパドリング(手で水をかいてボードを漕ぐこと)やテイクオフしやすです。また、スピードを出しやすく安定したターンが可能です。
・スワローテール
小さな波波との相性が良く、細かなターンが可能。テールエンドが二つある為どちらかのテールが常に波に入り素早いターンができます。
他にも様々種類がありますが基本的には最初に書いた通り波を受ける面積で選べばいいかと思います。そして初心者向けにはテールの形状よりもボードの長さや厚さを優先する方が上達が早いかと思います。
フィンについて
フィンはサーフボードの裏につける舵の役割をするパーツです。
こちらも形や大きさにより違いは有るものの、最初のうちは面積の大小で判断すると良いかと思います。
簡単に説明するなら、面積が大きいほど波影響を受けスピードがと安定性が増し、小さいほど影響を受けにくくターンしやすくなります。
各形状や材質での特性
・AREA(面積)
面積が少なければターン性能が上がりボードを動かしやすくなります。 面積が多けれればターン性能は落ちますがドライブ性(スピード、直進性)が上がります。 波の強さに合わせて使い分けます。弱い波には面積の多いものなど
・FLEX(硬さ)
硬めの素材は素早いターンに優れていますがドライブの効いたターンは難しくなります。硬いフィンはパワーのある波に向いています。 柔らかいフィンはドライブの効いたターンが得意な反面クイックな反応にもたつくデメリットがあります。 パワーのない波でのボードコントロールに向きます。
・BASE(幅)
ベースが短いほど重さを感じずターン性能が良くなりますが、ドライブ性は落ちます。 長いほどドライブ性は上がりますが、回転性は落ちます。
・DEPTH(高さ)
DEPTH(高さ)・BASE(幅)・SWEEP(角度) によってAREA(総面積)が決まります。ただし高さより総面積がフィンをの特性を決めるのに重要な要素なので面積を決める1要素として考えれば良いかと思います。
・SWEEP(角度)
SWEEP(角度)が弱い立ったフィンは水の抵抗が少なくターン性能が高いです。小回りが利きます。掘れた波、シフトし易い波にも敏感に対応できます。SWEEP(角度)が強いフィンは伸びのあるターンが生まれます。ドライブさせたいような時に合います。長く弧を描くターンが可能です。
フィンについては以下のサイトに詳しくまとめて有りますのでそちらを参考にしてください。
フィンについて色々と書きましたが初めの内はそこまで意識せずに感覚で使いやすいと思うものを選べば問題ないかと思います。
最後に
以上長くなりましたが少しでも初心者やこれからサーフィンを始める方へプラスになればと思います。
そしてあわよくばサーフボードを購入する際には当店をご利用くださいませ!
ご来店お待ちしております。
リサイクルショップ三喜とサーフボード
当店では宮崎というサーフィンに適した土地柄でサーフボードの販売、買取に力を入れております。
多い時には100本以上のサーフボードの在庫もあり、リーシュコードやワックス、ウェットスーツなどの消耗品も取扱しておりますので興味のある方は是非お越しください!
趣味でサーフィンをしているスタッフも在籍しておりますのでご相談なども大歓迎です!
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