ブランド品
2021.08.08 上野
ブランド界の頂点!LVMHグループとは?
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン
みなさんはLVMHという名前をご存知でしょうか?
ブランドに詳しい方やお酒に詳しい方なら知っているかとは思われますが
分かりやすく説明いたしますと世界的に有名なブランド企業を掌握するブランド界最強の企業グループです。
数々の有名なブランドをグループに有しその売上高は2020年では5兆円越え、時価総額は4月段階で39兆円。
ヨーロッパで最も企業価値の高いグループになるなどブランド界だけに留まらない今最も勢いのある企業と言えるでしょう。
所有する企業
ファッション部門
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)
いわずとも知れた世界最大級のファッションブランドです。全世界で老若男女問わず幅広く愛されているブランドです。
Dior / Christian Dior(ディオール/クリスチャンディオール)
ファッションだけでなくコスメやアクセサリーを手掛けるブランドで、「モードの王」と評されることもしばしば。
GIVENCHY(ジバンシィ)
香水・化粧品のイメージが強いですが最近はアパレル関係も人気に。
FENDI(フェンディ)
2つのFが組み合わさってつくられたズッカ柄が非常に人気の高いブランドです。
以前は毛皮の印象が強かったですね。
LOEWE(ロエベ)
スペインのブランドで初期は現代のセレクトショップのような販売形態を持っており自社製品のほかにディオールなどのブランドも販売していました。
CELINE(セリーヌ)
独特のマカダム柄や女性の憧れラゲージバッグが大人気。
MARC JACOBS(マークジェイコブズ)
世界的デザイナーとして有名なマーク・ジェイコブ氏のオリジナルブランド、氏はヴィトンのヴェルニラインをデザインしたことでも有名です。
ワイン・スピリッツ部門
Moet & Chandon(モエ・エ・シャンドン)
世界一売れていると評されるシャンパーニュのメーカーです。
飲み屋なんかでもモエシャンの愛称でよく耳にします。
Dom Pérignon(ドン ペリニヨン)
ドンペリと呼ばれ高級シャンパンと言えば!なイメージなドンペリ。
意外と安いものですと1.6万円ほどで買えたりもします。
Veuve Clicquot Ponsardin(ヴーヴ・クリコ)
これまた有名なシャンパンで1772年よりシンボルとして君臨するイエローラベルが有名です。
Hennessy(ヘネシー)
フランスのコニャック地方のブドウのみを使用し、その他の厳しい規定をクリアしたブランデーのみが名乗ることを許されるコニャックですが、
そのコニャックの王様と呼ばれるのがこのヘネシーでございます。
Glenmorangie(グレンモーレンジィ)
スコットランドのハイランド系のウイスキーを代表するブランドです。
Ardbeg(アードベッグ)
スモーキーな味わいがたまらないアイラ系のウイスキーで、非常に人気が高いです。
化粧品・香水
Dior / Parfums Christian Dior (ディオール/パルファン・クリスチャン・ディオール)
GUERLAIN (ゲラン)
BeneFit (ベネフィット)
LAFLACHERE (ラフラシェール)
ACQUA DI PARMA (アックア・ディ・パルマ)
MAKE UP FOR EVER (メイクアップフォーエバー)
Parfums GIVENCHY (パルファム・ジバンシィ)
KENZO Parfums (ケンゾー・パルファム)
fresh (フレッシュ)
Perfumes Loewe (ロエベ/パフュームス・ローウェ)
ウオッチ・ジュエリー
TAG HEUER(タグホイヤー)
アイルトン・セナやクリスティアーノ・ロナウドなどの一流アスリートからも愛される時計メーカーです。
機械式時計で100分の1秒を計測できる機構を発明し、現在までその技術が使われております。
HUBLOT(ウブロ)
独創的なデザインが特徴的で各界の一流著名人が付けていることが多いことから「成功者の時計」と評されることも。
BVLGARI(ブルガリ)
腕時計だけではなく財布・バッグや香水、アクセサリーなど多岐にわたるラインナップが魅力的なブランド。
世界5大ジュエラーにも数えられるほどジュエリーの人気も高いです。
Tiffany & Co.(ティファニー)
今年の初めに買収が完了し約1兆6800億円と桁違いの金額で業界を驚かせました。
これまた世界5大ジュエラーの内の一つで全世界の女子の心をつかんで離さないブランドであります。
この他にもまだ紹介できていないブランドなどが大量にあり、いかにLVMHグループが巨大な集まりかが分かっていただけたかと思います。
ブランドの買収というとマイナスなイメージを持たれる方も多いかとは思いますが、実はこういった大きな資本の下につくことで
市場開拓などが容易になり、またほかのブランドでのノウハウなどが生かせることができる、というメリットがあるのです。
今後も益々巨大化していくであろうLVMHですが、先日もオフホワイトを買収するなど買収劇に終わりが見えません。
今後の動きについても逐一チェックしていきたいと思います!