ブランド品
2021.09.09 上野
LOUIS VUITTON×絞り染め 伝統的な模様が魅力のLVエスカル!
皆様は絞り染めという染色技法をご存じでしょうか。
布の一部を縛る・縫う・折りたたむなどして圧力をかけその状態で布を染めることで圧力のかかっていた部分に染料がしみこまず
模様が形成されるのですが、日本ではこれを絞り染めと言い古いものでは奈良時代に残された物品にその文様を見ることができます。
世界各地でも自然発生的にこの技法は生まれており最古のものですとインドが発祥とされ日本には7世紀ほどに伝来。
日本書紀に記載されておりこれが国内では最古の記録となります。
国内でも室町・桃山期から江戸前期にかけて一世を風靡し「辻が花染」と言われ室町時代に大流行したのですが継承者不足などでその技法が根絶、幻の「辻が花染」と呼ばれるほどに。
現代では久保田一竹氏、小倉建亮氏といった方々の尽力によりその技法の復元がなされています。
江戸時代には鹿の子(かのこ)として広まり、現代でもメジャーな立場を築いております。
一つ一つの目に対して糸を巻き付け模様を作りますが、その巻き付けの回数で疋田絞りと本疋田絞りと名称が変化し、
本疋田の総絞りの振袖などは20万粒以上の絞り工程が発生し、制作に2年以上を費やすので大変高額な品物となります。
仕立て費用が500~600万なんてのはざらで1000万を超すような着物も…
LVエスカル
そんな日本の伝統技法絞り染めにインスピレーションを得て制作されたのがこのLVエスカルというシリーズ。
2020年の春に発表されたシリーズで夏らしいグラデーションが涼しげな見た目で藍染めの雰囲気漂う作品となっております。
カラーバリエーションは3種用意されており、バッグだけではなく財布やサンダル、果ては水着まで様々なラインナップが用意されております。
M68842 LVエスカル ポルトフォイユヴィクトリーヌ
税込 42,900円で販売中!
当店も同シリーズより1点お品物をお買取させて頂いておりまして、赤とピンクのグラデーションが鮮やかな3つ折り財布、ポルトフォイユヴィクトリーヌが現在販売中(2021/9/9現在)でございます。
イニシャル入りとなっており通常の販売価格よりもお求め安くなっておりますので是非ともお手に取ってご覧くださいませ。
また、当店在庫にも絞りの模様が目を引く振袖がございまして
税込み 9,900円となっております。
こちらも併せてご覧ください。